静岡STEAMフューチャースクールで指導をしている講師たちを紹介します。
静岡STEAMフューチャースクールで指導をしている講師たちを紹介します。
「Society5.0」を世界に先駆けて実現していくための具体的な実証事業を、国の予算を獲得して、「静岡STEMアカデミー」を5年間実施してまいりました。この5年間で得られた知見、理論と実践をもとに、静岡県の小学校5年生から中学校3年生のための新たな取り組みとして、「静岡STEAMアカデミー」として申請中です。採択されましたら、さらなる5年間となります。これまで、科学教育学・理科教育学で培ってきたノウハウを新しいSTEAM教育の考え方と融合させ、新たな展開がなされてきました。それは、受講者がSTEAM教育を受講しながら、自分の課題研究(自由研究)を進めて行くことです。興味のある小学生・中学生の皆さん是非ご参加ください。 学校では得難い、忘れられない学習との出会いがあることでしょう。
子どもたちは理科が大好きです。その大好きに磨きをかけ、探求能力を身につけられるような子どもたちの育成をめざして、科学への案内人をしていきます。子どもたちの未来は、想像もつかないような科学技術が発達したワクワクした時代を生き抜いていくことになると思います。そんな未来からの留学生に、科学を通して探求する力を身につけようとする「静岡STEAMアカデミー」の活動を創り出していきます。
令和5年度より静岡STEAMフューチャースクールの仲間に入ることとなりました。どうぞよろしくお願いします。私は静岡市の公立中学校の理科教員として38年間理科教育一筋「理科が好きになる授業」を目指して常に問題解決的な授業の実践をしてきました。熊野先生とは平成10年に「昔とはどのくらい昔なのか?」と言う学習課題で地学分野の連携授業を静岡市の教育研究会で実践発表をしたことがあり、その頃から静岡大学にはお世話になっています。現在静岡学園で非常勤講師として理科授業をしている現役の理科教員でもあります。中学生、小学生の「なぜ?どうして?」を大切にして、皆さんの自由研究のお手伝いができれば幸いです。どうぞよろしくお願いします。
科学技術の進化、発展に伴って、多くのものがブラックボックス化し、その原理や仕組みがわかりにくくなりました。身の回りの現象も「どうしてこうなるのか」と不思議に思うことが少なくなりました。なぜ「草花が決まった時期に咲くのか」と考え、調査する姿も見かけません。私は、身近な現象から素朴な疑問を感じ、調査・追究しようとする子供たちと共に活動していきたいと思います。なお、現在いろいろな物作りに興味をもっています。
TEM/STEAM教育を小学校に広げる活動をしています。この活動の中で子どもたちは、様々なセンサーをプログラミングで制御し、自分がやりたいことを形にしています。みなさんが自由研究を進める際にも、プログラミングが必要になるかもしれません。その際は、お役に立てたら嬉しく思います。なお、プログラミングでは、試行錯誤することが大切です。諦めず、自分のやりたいことを粘り強く実現していきましょう。
日常生活には、たくさん不思議なことがあります。好奇心あふれる人はその現象の仕組みや原因を知りたくなるものです。日常生活にはまたたくさんの課題があります。責任感のある人は、試行錯誤を繰り返して最適解をみつけたくなるものです。このような「探究の過程」と「エンジニアリング・デザイン・プロセス」は、私たちにとって欠くことのできない思考法です。私たちと一緒に未来社会を考えていきましょう。
身の回りの様々なものの裏側には、科学的なしくみや、技術的なしくみ、工学的なしくみ、数学的なしくみなどが隠れています。また、それらが複雑にからみあって、動いているのです(これは、「システム」という考え方です)。例えば、理科だけではなく、技術や工学のこと知り、やってみることで、理科(科学)的な内容をより深く理解することができるようになったりします。
STEAMアカデミーでは、そんな各分野の枠を超えた講座がたくさん待っています。ただ、そんな難しいことは考えずに、いろんな分野のことを体験してみるのもいいでしょう!きっと、ずっと大人になってから「あぁ、あれは、こことつなががってたんだな」なんて気がつくときがくるかもしれません。今は、とりあえずやってみるときです。STEAMアカデミーでお待ちしています!
浜松市の中学校の先生です。現在は中学校で「理科」と「技術」を教えています。自分が大学生のときには両方の教科を教える方法を学んで、「両方の教科を教えていいよ」という学校の先生の免許を取りました。今から考えると、STEAMのようなことをその頃からやっています。
理科自由研究の仕方は大人になって仕事をするうえでも大変役に立ちます。理科自由研究で分からないことを解決していくわくわくドキドキを体験してください。世の中にはまだまだ分から五ことだらけですそれを解決したりそこから新しいことを創造したりしていきましょう。