探究活動(自由研究)は、夏休みに集中します。毎年受講生を見ていると、9月になっても探究が進まないで困っていたり、論文ができていなかったりする受講生が多いことが目につきます。そこで今年の夏は、こうした状況を少しでも改善できる夏休みとなるようにしたいと考えました。探究活動の方向性をしっかりもてるように、夏期講座を設定します。
STEAM科学教育の一つであるエンジニアリングの中に、「デザインする」という重要な学びがあります。これはARTのデザインを意味することでもありますが、計画したことや目標を達成するための時間(いつまでに、なにを、どこまでやる・・・等)や準備する資材や実験観察の計画などを事前に設定し、計画的に実行していくことも意味しています。
科学探究のゴールに向かってストーリーを考え、計画し、実践し、目標に近づいていくことは、一人ひとりの受講生が探究力を身につけ、自立し、実行力を高めていくことになります。
この夏休みを中心に計画的に探究活動を進め、休みの終盤には疑問や探究の中身がほぼ解決に向かっていけるようにするために、この講座を計画しました。
この講座に参加して、探究のプロセスを確認し、困っていることや悩んでいることを「相談活動」や仲間や先輩とのコミュニケーションによって、一歩前に進んでいけるようにすることを目的にしています。
目的
・自らの探究する疑問を、どのようなステップで解決にせまるのか計画を立て、この夏休みを自分にとって真に意味のある探究活動ができるようにする。
・他のことにとらわれないで集中して取り組み、前向きに取組むことの出来る 自分になれる心を養う。
開催日
令和7年8月2日(土曜日)、3日(日曜日) 9:00~16:00
会場
静岡大学教育学部B棟-218教室
募集人数
受講生40名(先着)
(STAGE1.0-1.5-2.0-3.0の全受講生の中で、2日間参加ができる人)
参加費
無料
予定している講座
講座Ⅰ
- 「探究活動の進め方ワークショップ」
- 「疑問列車から探究列車へ」
講座Ⅱ
- チャレンジワークショップⅠ
「科学とアートが出会うとき -機構学ワークショップ」
ダ・ビンチ先生 水 越 亘 将 様 (造形作家)
講座Ⅲ
- 「哲学対話 科学って・・・探究って・・・?」
「アテネのアカデミアで何が行われていたのか」 高校生大学生の先輩と一緒に考えよう!グループ
講座Ⅳ
- 「わたしの探究活動をもっと・・」
講座Ⅴ
- チャレンジワークショップⅡ
「スリット・アニメで科学するワークショップ」
静岡科学館る・く・る エデュケーター藪嵜清香 様
講座Ⅵ
- 「個別相談会」
申し込み
令和7年 7 月 10 日(木) までに申し込んで下さい。
*QRコードもしくは下のURLからお願いします。
