前期の『静岡STEMアカデミー』が、JTS(国立研究開発法人日本科学技術振興機構)の支援のもとに、「ジュニアドクター育成塾」として5年間の活動が終わりました。そして今年度、審査を受け、2023年6月21日に2期目の活動が認められ、「次世代科学技術チャレンジプログラム」として向こう5年間の活動ができることになりました。事務局では『静岡STEAMフューチャースクール』として、従来の“STEM“にアート(=リベラルアーツ)としての「A」が加えられ、“STEAM”となりました。
静岡STEAMフューチャースクールでは、今年度のテーマを「チャレンジ」としました。受講生のみなさんが、探究活動にチャレンジできるように、全面的にサポートをさせていただきます。それに先立ち、2023年7月29日(土)と30日(日)に『STEAM CAMPUS』と銘打ち、各ステージ(1.0、1.5、2.0、3.0)の受講生・受講生を支える保護者の皆様・静岡大学関係者・事務局サイドの指導者が一同に会して…
- 静岡STEAMフューチャースクールの使命
- 静岡STEAMフューチャースクールの方向性
- 具体的なプログラム内容
…に対する共通理解を計りました。静岡大学のキャンパスに集まり、そこに集う意味をみんなで受け止めることを目的にした2日間は、これから始まる多彩な講座のワクワク感を、体感することができる大切な場となったかと思います。
郡司事業主担当者・日詰静岡大学学長・熊倉教育学部長からは、Society5.0の社会を構築するための静岡STEAMフューチャースクールの使命についてお話しをいただき、大きな期待が寄せられていることをお伝えいただきました。また、元静岡大学学長で海洋科学開発研究機構の興理事長からも、受講生に「科学探究を楽しもう!」とエールが贈られました。
そして熊野実施副担当者からは、「第2期目の静岡STEAMフューチャースクールの目指すもの」というテーマで、今年度からの静岡STEAMフューチャースクールの考え方や、STEAM教育を行っている5ヶ国が参加した『国際STEAM探究活動交流会』での話、更には“STEAM教育のメッカ“とされるアメリカへの受講生の派遣などの話がありました。
受講生への熱い思いや期待感が寄せられ、受講生のみなさんは、どんなことを受け止めたのでしょうか?刺激的な内容に、意欲も湧いてきたことを願うばかりです。